睡眠の重要性とは?
「睡眠」というテーマにおいて、2024年の調査によると、日本人の47%が何かしらのトラブルがあると出ています。実際に、私たちのオフィスでも睡眠に関する簡易アンケートを行ったところ、「寝つきが悪い」「眠りが浅い」「すっきり目覚められない」といった声が挙がっていました。
睡眠は仕事のパフォーマンスだけでなく、メンタルヘルスにも影響するので、睡眠の質を上げてぐっすり眠りたいですよね。
実際に睡眠トラブルは、集中力や認知機能の低下、ホルモンバランスの乱れ等、様々な問題に繋がるといわれていますが、一番大事なのは睡眠との付き合い方ではないでしょうか?
365日睡眠トラブルなく眠れている人は、実際には少ないと思います。
繁忙期のストレスや、人間関係、不安、時差など、眠れない原因はその日の状況や環境により様々です。眠れないことを気にしすぎて睡眠の質が悪くなってしまっている可能性もあります。
睡眠が気になっている場合は、ホルモンバランスや自律神経、体の栄養バランスをコントロールし、その時の状況に合わせて、眠る環境や体調を調整できるといいですね。
最近は、様々な健康デバイスで睡眠の質を数値化できるようになりました。私はApple WatchやWOOPで日々のトレーニングから栄養管理、聴覚検査、睡眠まで管理していましたが、腕につけていることが合わなくなり、今は外しています。
睡眠がテーマだと、睡眠にばかり意識が向きますが、運動によってしっかり疲れると早くベッドに行きたくなります。無理に眠ろうとするのではなく、体が睡眠を求めている状態を作り出すのがよいと思います。
ぐっすり眠れると体は回復するので、そのために必要な「運動」と「食事」をマネジメントすることが、睡眠をコントロールするKEYとなるのです。
以前のコラムで、バイオリズムの内容をお話ししましたが、遺伝的に朝型や夜型の人もいれば、睡眠のサイクルも人によって様々です。自分の体に合った睡眠スタイルを知り、パフォーマンスを発揮できる体の状態を作っていきましょう。