BLUE SIX OPEN -テニス界の未来-
2024年7月1日からBLUE SIX OPENが開幕しました。
構想5年、1年前から準備を進めてきた国際テニス連盟公認のテニス大会開幕に向け、最後の仕上げを進めています。私たちにとって初めての国際テニス大会であり、この大会を開催するためにたくさんのスタッフ、企業が関わってくれています。
大会運営企業の代表として関わってくれた、日本代表プロテニスプレイヤー 内山選手に話を聞きました。
内山選手は2021年からUchiyama Cupという国際大会を地元の札幌で開催しています。
彼が子供だった時に、増田健太郎プロを始め日本のトッププロ選手のプレーを間近に見た時の衝撃が強烈に残っており、それがきっかけでテニスの虜になったそう。
自身がトッププロに仲間入りし、今度は今の子供たちに当時の自分のような経験をする機会を作りたいと、地元での国際大会をスタートしました。
大会運営の経験を重ね、今回BLUE SIX OPENの運営にも力を貸してくれることになりましたが、初開催の大会運営は想像以上に大変だということを改めて思い出したと内山選手。施設や企業との調整に加え、大会をより良くしていくためのアイディアが出ればそれに合わせて変更・調整が求められますが、年間の半分を海外で過ごす内山選手にとっては、打ち合わせの時間を調整するのも簡単なことではありませんでした。
実際、現役選手としてプレーをしながら、大会運営を行うことに対し反対意見をもらうことも多くあったようです。しかし内山選手は、現役選手が大会運営を行うことに意味があると強く訴えました。
現役だからこそ、肌で感じた世界大会のトレンドを日本の大会に取り込むことができたり、国内外の選手たちの意見を聞く機会にも恵まれるので、日本の大会のスタンダードを高める役目も担えると考えています。
BLUE SIX OPENに向けての想いを聞くと、
「今回のB6OPENには、僕自身の日本テニス大会の理想が随所に詰め込まれています。選手が使えるボールの数がグランドスラムと同じであったり、カフェが併設されたり。選手には最高のパフォーマンスを出してもらえるように、観戦に来ていただける方々にはまた来たいと思ってもらえるように準備を進めております。その延長線上にしか日本テニスの発展はないと思います」
試合が続きメンタル的にも体力的にも苦しい中で大会準備を進めていくことは、想像よりずっと大変なものでしたが、「日本テニス界の未来に続く」というやりがいが内山選手をプレイヤーとして、運営企業代表として突き動かしている原動力になっているようです。
大会運営側だけでなく、選手、観客も一緒に作り上げる新しい形の国際テニス大会BLUE SIX OPEN、いよいよ開幕です!