What's up BOSS
今回は、「チームビルディング」の話です。この言葉はたぶん初めて使いました。いつも「マネジメント」と言っていますが、強いチームの作り方という話をしたかったので、「チームビルディング」がしっくりきます。
昨年の春、桜が散った頃から客足が前年の数字を割り込むようになり、だんだんと勢いが落ちていった店舗がありました。勢い(流れ)というのは、プラスにもマイナスにも働きます。5月、6月、7月と続き、9月までの5ヶ月間、売上が前年割れという、そのチームが経験したことのない状態でした。
細かな問題が多々起こり、お店がなんとなく汚れていて、抜けるスタッフが出てきます。マズいですね。
その店舗の売上が10月にプラスマイナス0になり、11月、12月はなんとか昨年割れを回避し、1月、2月は115%を超え、3月次第では自分達の立てた年間目標にギリギリ届くところまでなんとか持ってきたのですから、その話をしましょう。
改善に入り6ヶ月くらいから、スタッフがだんだんと数字を理解し、日々の目標を追うようになりました。目標達成のために自分は何が出来るのかを考え、それぞれが動くようになり、笑顔が増え、コミュニケーションが活発になり、お店全体が明るく綺麗になっていきました。ここまで来るのに10ヶ月(とても早いと思いますが)。
これといった魔法はありませんが、振り返ってみると、行動することが鍵だと思います。悪い時はほとんどの人が “人”に焦点を当て、それは誰々さんがやるのでとか、店長に聞かないと分からない、次のミーティングで話すことになっている、みたいなことを言っていました。このお店は難しい。
焦点は いつも“人”ではなく、“事”に向かうべきです。どんなに小さな事でも、動いて、皆でやってみることがきっかけになります。ミーティングや数字の分析、掃除であっても、見て見ぬふりをするのではなく、気付いたらすぐに行動することが、明るくてコミュニケーションの良いお店を作るのは確かです。
12月頃でしょうか。それまで言われた事をやるのが精一杯だったチームが、自分達で商品の見せ方を工夫したり、声が大きくなったり、アイデアを提案してくるようになりました。
こうなると、何を誰に聞いても、アルバイトのスタッフでも答えてくれるようになります。向こうからこちらの聞きたいことを察して、話しかけてくれるようにもなるのです。
アルバイトのスタッフが、社員になりたいと言ってくるようになり、他店に行って頑張りたい、と言うスタッフも出て来ます。勢いが逆になり、良い流れが出てきて、自分達でお店を作ることを楽しんでいるように見えます。その過程を「チームビルディング」と呼ぶのだと思います。
