What's up BOSS
授業をしているフードの専門学校で、卒業制作の審査がありました。2年間の集大成です。技術的に素晴らしいもの、アイデアが良いもの、ストーリーが素敵なもの等々、学生のレベルは年々上がってきています。
しかし、僕が探しているのは、これはヤバいってものです。学生達には、美味しいケーキの作り方と同時に、お客様への届け方を学ぶ必要がある、と何度も何度も伝えていますが、どうやってお客様に届けるのかを考えている人はあまりいません。
しかし、今回は1人いました!今すぐにでも実現できるアイデアを出した学生が、初めて現れました。審査の途中で、このコンセプトをどの会社に持ち込むのが良いか、その後どうすれば実現するのか、プラスのアイデアを伝え、特別賞を渡しました。
具体的なプランはまだ書けませんが、素晴らしいアイデアです。たくさんの良い作品を見ながら感じたのは、スマホのおかげで学生のレベルが上がっているな、ということ。アイデアやデザイン、フォルムに関してはプロのものとさほど変わりません。
学生と違い僕らはプロなので、数字の結果を出す以外に、生き残る方法はありません。作って終わり、撮って終わりでは、どんなに良いものでも、それでは素人。
SNSはフォロワーの数ではなくエンゲージメントだとか、視聴率は意味がないとか、顧客は数ではなく質だとか。そういう話をよく耳にしますが、ハッキリ言えば、ただの言い訳です。
だから数字とは正面から勝負するようにしています。いっても人は数字で評価されます。分かる人に分かればよいという逃げの言い訳ではなく、分かる人にも、分からない人にも届けて、しっかり数字を取りにいく。それが実行する人、実行者なのです。
SNSでも、写真展でも、映画でも、雑誌だろうがお店だろうが、世界的な賞を狙いながら数字も狙います。数字を負わず作って終わりというクリエイターは、結局は次の作品を作れなくなっていくのは世の常なのに、そういう人がすごく多いです。というか、ほとんどそういう人です。
お店であれば、「量より質」なのではなく、「質の良いお客様をたくさん」です。スカして「数字じゃなくて質なんだ」とか言ってないで、ちゃんと数字で結果を出し、質も追求しろよ!と、自分に言い聞かせています。
ともあれ、人の一生懸命な姿は良いですね。
