Vol.00

アニマルセラピー -動物が変える心と人生-

信頼するドットレーナーの福永さんと、5歳のオーストラリアンシェパード・ノエル、2歳のトイプードル・ブランと一緒に、長崎県にある岐イルカパーク&リゾートを訪れました。福永さんとノエル、ブランはセラピー活動をしています。その一環としてイルカのセラピーを学びに来ました。


イルカどんな時にご機嫌になるのか? イルカ同士のコミュニケーションの方法は? 何分間水の中に潜っているのか
イルカパークにいた学生達は、イルカを観察し、動画を撮り、タイムを測り、記録し、血液検査を行いながら、小さな変化を見つけようとしていました。


彼らはイルカに一つ一つ、こちらが望む行動を強化してきます。それはすごく地道な作業で、1日に何度も何度も繰り返しながら、何週間もかけて、一つの動作を覚えさせます。その最中にイルカからたくさんのことを学ぶそうです。


その一つが、「相手のことを考える」

言葉が使えず、嫌だと泳いで遠くへ行ってしまうイルカと接していると、嫌でも相手のことを考えるようになるそうです。自分の思い通りにはいかない経験を毎日積むのは、とても大切なことだと感じます。

福永さんに、ワンコをどうやってそんなにい子に育てられるのか? と聞くと、「犬を信用することです」と話してくれました。どんな状況になっても、この子には難しい、出来ないかもしれないと思うのではなく、違う方法なら出来るかもしれない、私がやり方を変更すれば出来るんじゃないか、と常に自分事として考え、楽しくトレーニングしている、と。


動物と一緒にいることは、人を健康にするのか? これについては科学的根拠はありませんが、動物と関わっている人達を見て、みな動物達から元気をもらい、笑顔になり、幸せな顔をしていました。
引き続き、動物と人間の関係性を探っていきます。僕にとって学びが多く、とても楽しい2日間、岐イルカパークの皆様、学生の皆、福永さんとノエルとブラン、また会いましょう!

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