Vol.00
What Will be, Will be
毎回コラムは、その時にメッセージを送りたい特定の誰か、に向けて書いています。
家族や子供達の時もあれば、友人や会社のスタッフ、仕事関係の人や社会に対しての時もあります。たぶんその方が書きやすいからだと思います。
人は属しているコミュニティの中の、出来上がったキャラクターの中で振る舞います。それを打ち破るのは意外と難しく、最初にキャラが出来上がってしまうと、最後までそのままのケースが多いです。学校でも会社でも、家の中でも。
一旦、所属しているコミュニティと居心地の悪い関係性が出来てしまうと、それを打ち破るのは難しくなります。
しかし、少しだけ勇気を持って自分からキャラを変更してみたり、素の自分を出してみると、案外楽になることがあります。そういう意味では、人は普段いくつものキャラクターを自然に演じているのかもしれません。
コミュニティの中で、どんな自分を出すのかは、その人次第ですが、相手が誰であっても、どんなコミュニティであっても、窮屈にならずに過ごしていきたいです。
そういえば、平野啓一郎さんが「分人」という考え方を本に書いているのを思い出しました。「私とは何か」というタイトルだったと思います。
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