Makers story〜新しい時代のモノ作り〜
Paris sweets特集 2025
Parisで今、一番人気のあるBean to barといえば "PLAQ" 。というより、Parisで唯一成功しているBean to bar ブランドがPLAQ と言った方がよいでしょう。
2019年、Nicolas と SANDRAが創業し、世界中から厳選したカカオのみを使って手作りするbean to barチョコレートブランド。ファッションやアートの歴史とトレンドが融合するオシャレなマレ地区に、2号店があります。外観は白で統一されていて、PLAQのロゴの入った扉を開けると、Nicolasさんが大きな笑顔と共に出迎えてくれました。
カカオは6種類、それぞれ特徴が違う個性のある豆を選んでいます。チョコレート作りをより身近に感じてもらえるように、ラボとショップの間に仕切りを設けていません。限りのあるラボスペースを上手く工夫してチョコレートを作っていました。
フランス人にとってチョコレートはとても身近な存在で、毎日口にするものであり、ハイブランドからマスの商品までたくさん出回っています。その中で新参者のbean to bar が、どうやったら世界の激戦区を勝ち抜けるのか? それを考えた結果、辿り着いたのがこの形だったそうです。彼は何度も "Pure" という言葉を口にしていました。お客様の目の前で、何一つ隠さずに、豆からチョコレートを作り上げる真摯な姿が、食に厳しいパリジャンの心をつかんだのです。
お店にラボを併設し、お客様の前でチョコレートを作っているブランドは、世界でたった3つ。そのうちの2つが PALQ と green 。カカオは誰が育てていて、どこからやって来たのか、チョコレートには何が入っていて、どうやって作り上げられるのか?それが " transparency 透明性 "豆からパッケージまで、一貫して作り上げるのがbean to bar の醍醐味です。
斬新なアイデアでヒットを飛ばし、拡大路線の "CHAPON" と、Pureな姿勢で顧客の前で丁寧にチョコレートを作る PLAQ。それぞれのストーリーが興味深いです。来週は、 Parisのパティスリー編をお楽しみに!
