Vol.00

Coffee Trip -Clean Farm グアテマラ-

スペシャルティコーヒーと称して流行するシングルオリジンコーヒーの特徴は、各産地や豆ごとに風味や味のユーモアを持つことです。今、シングルオリジンのコーヒー豆生産国として注目を集めているのが、実は 南米の秘境 “グアテマラ“ なのです。


グアテマラの国土の中には気候や土壌が全く異なるエリアが混在しており、各土地で採取されるコーヒー豆の味・風味は様々なのです。私たちはその中の一つ、ウエウエテナンゴ地区に位置する農園ラ ボルサに足を運びました。

ウエウエテナンゴ地区は冷涼な気候で、そこにメキシコから暖かい風が流れ込むため、昼夜の寒暖差が生まれることで良質なコーヒー豆が育ちます。非常に乾燥した地域でもあるため、収穫期の乾季には水不足による断水が頻発し、多くの生産者を悩ませていました。

そんな中、農園ラ ボルサは水源に隣接しているため、泉からコクコクと溢れ出る透明な湧水をたっぷりと使ってコーヒーの精製処理を行うことができるのです。


クリーンな清流で果実を剥き綺麗に洗ったコーヒー豆だからこそ表現できるクリアな味わいは、高く評価できるものでした。

農園ラ ボルサではサスティナブルを目指し、一区画で試験的にオーガニック農法を取り入れ始めています。

これからの時代、美味しいだけでなく、環境にも、体にも“良い”コーヒーを届けて行きたい、という思いが一致し、農園ラ ボルサから豆を購入することに決めました!

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