ROASTER'S VOICE -コーヒーの美味しい楽しみ方-
エチオピア、グアテマラ、ルワンダ、ベトナム。BLUE SIXのクリーンコーヒーは、世界各地の農園から探し出してきています。
今回は、自宅で美味しいコーヒーをハンドドリップで淹れる “コツ” を、BLUE SIX COFFEE のバリスタに聞いてきました!
選んだ豆は、コーヒーチェリーのフローラルな風味・香りがよく表現されている、ETHIOPIA SIDAMA MOPLACO TRADING PLCの浅煎りです。
Q1)
ETHIOPIA SIDAMAの浅煎りコーヒー豆を、自宅で美味しく淹れるコツを教えて下さい。まず、この豆の特徴はなんでしょうか?
ーコーヒーチーム
フローラルな香り、浅煎りらしいスッキリした酸、そして温度変化と共に感じる長い余韻が特徴です。
この香り・風味を生かすために焙煎も浅煎りで仕上げています。
Q2)
ハンドドリップで淹れる、最適な豆の挽き具合はどのくらいですか?
ーコーヒーチーム
一般的に浅煎りの豆は粗めに挽くことが多いですが、ETHIOPIA SIDAMAの場合は中細挽きにすると、風味を生かせ、味が出やすくなります。
Q3)
粉の量やお湯の量・温度はどのくらいがよいのでしょうか?
ーコーヒーチーム
粉17gに対して、90℃〜94℃のお湯290mlがおすすめです。
成分が出にくい浅煎りのコーヒーは、高温でさっと抽出してあげるとクリーンで飲みやすい印象になります。
Q4)
抽出具合を教えてもらえますか?
ーコーヒーチーム
ハンドドリップのコツは、4回に分けて注ぐことです。
まず1投目は、粉全体にお湯を当て、30秒ほど蒸らします。この時、しっかり全体を湿らせるようにお湯を通しておくと、抽出もれを防げるので大事ですよ。
次に2投目は、よく味・風味が出るように、時間をかけてじっくり抽出します。
3投目、4投目は、中心の500円玉大のところにお湯を注ぎます。
ここで時間をかけすぎると、抽出しすぎて舌触りが悪くなったり、雑味が出てくるので、さっとお湯を通すことがポイントです。
ご自宅で美味しいコーヒーの時間を楽しんでくださいね!