Vol.00

ROASTER'S VOICE -カッピングで最高の一杯を見つける-

「カッピング」という言葉は聞いたことがあると思いますが、今回はカッピングについてのリアルストーリーです。

まずは基本的なカッピングについてのおさらいです。コーヒーの味や香りを評価する方法として使われているのが「カッピング」。酸味、甘味、苦味、風味、後味などを評価し、BLUE SIX COFFEEでは、お店に届いたコーヒー豆の品質や特徴を把握するために行っています。

カッピングの方法は?

一定量のコーヒーの粉をカップに入れ、お湯を注ぎます。数分後、表面に浮かぶコーヒーの粉の層(クラスト)をスプーンでそっと破ります。この時に香りのチェックを行います。コーヒーが適温になったら、スプーンで少量をすくって味見です。味を確認するために、スプーンから音を立てて吸い込むように飲むのが特徴です。


現在、BLUE SIX COFFEEでカッピングテストを行っているのはグアテマラの農園 El Pintado(エル・ピンタード)からやってた、高品質、少量生産、完全オーガニックなコーヒー豆!(農園の詳細はこちら

年に1回収穫された豆のサンプルが農園から届きます。その豆をお店で焙煎し、カッピングを行っています。
焙煎チームに今年の豆の品質について聞いてみました。

ー焙煎チーム
今年も味がいい‼︎品質も申し分なく最高の豆が届いています。
そして話題は「この豆をどう使っていくか?」という話になりました。焙煎するときは浅煎りから深入りに進むにつれて“酸味の印象”かなり変化していきます。

それがいいか悪いかは豆の特徴次第なのですが、「いろんなフレーバーを持っているな」というのが最初にグアテマラのアンティグアをカッピングをした時の印象でした。

今回の豆のサンプルは酸味の印象がすご綺麗なものが多いので、そこを上手く引き出し、伝えていきたいなと思っています。

最後にカッピングをする中で何を意識しているか聞いてみました。

ーコーヒーチーム

人それぞれ味覚が様々あるので、自分が焙煎をしていて「お客さんにどう伝わるか」、難しさの中に楽しさを感じています。BLUE SIX COFFEEに来るお客様は、自分好みの豆を見つけて買ってかれる方が多いので、こちらもやりがいを感じられます。

お店には他では飲めない豆が入ってくるので、その豆のポテンシャルを最大限に引き出し、お客様を驚かせてみたいな、と思っていますし、自分も驚いてみたいです!

ぜひ、ご自分に合った好みの豆を見つけて下さい。

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