Vol.00

M-1王者にしてジム経営者。野田クリスタルさんの「挑戦の哲学」

8月のテーマ、筋肉。
今回は、お笑い芸人としてM-1グランプリで優勝しながら、マッチョ芸人としても知られ、さらにゲーム開発やジム経営にも挑戦する、異色のマルチプレイヤー・野田クリスタルさんにインタビュー。

筋トレに励みながら、様々な分野で活躍する野田さんの活動には、共通する哲学がありました。

野田さん「筋トレを始めたきっかけはダンクシュートです。『スラムダンク』を読んで、桜木花道になりたくて」

27歳から筋トレを始め、3年後の30歳で念願のダンクシュートを達成。夢を叶えた今も、週に4回のジム通いを続けています。

そして、自身の名を冠した「クリスタルジム」を運営。本物のお笑い芸人がインストラクターをするという、世にも珍しいジムです。
数えきれないほどのジムがひしめく中で、なぜ新たに立ち上げたのか、その理由を伺いました。

野田さん「相手にされないけど存在しててよい、みたいなポジショニングを作るのが好きなんですよ。
お笑いもそうなのですが、僕らの漫才は、漫才だと思われないことも多くて。
だから、悔しいと思われないんです。競われない。
すごいのかすごくないのかを測れる人がいないってなった方がいいじゃないですか。

ジムもそう。GOLD’S GYMとかエニタイムとかあるけれど、うちのジムは店舗を増やすようなジムではなく、相手にされないけど、べつに存在しててもよいみたいな。
そういうポジショニングが好きですね。

筋トレにジム運営に、お笑い。マルチに活躍する野田さんは、それらに取り組む自身のプロセスの共通点について語ります。

野田さん「これまで、ずっと何も知らずにやってきていて。全部、独学です。
その分、本当に精通している人と話す時に、答え合わせみたいになって。『あ、あれ合ってたんだ』という瞬間が好きです。

やってみて、その後ちょっと答え合わせをするぐらいが自分には合っているんだろうなと思います。まずは自分で研究する。筋トレも、ゲーム開発も、漫才も

筋トレを始めるのも、新しいアイデアを形にするのも勇気がいること。
「なぜ挑戦ができるのか?」と問いかけると、思いがけない角度から返答がきました。

野田さん「海外にはよく行きますか?
実は僕、1回しか行ったことがなくて。
言葉が通じないところで俺は宿を取れるのかとか、もし運び屋にされた時にどこに電話したらいいのかとか、不安になるんです。だから海外に行けないんです。

でも海外行ってる人から見たら、「いや、行けるよ」って思うんですよ。それと同じです。」

野田さんは、ジムを立ち上げるのと海外に行くのは、海外に行くことの方が難しいと言います。
でも、『やってみたら意外にできる』というのは、どちらも同じだろうと。

野田さん「これまで色々やってみて、思い通りにいったことなんて一つもないけれど、思い通りじゃない部分があったとしても、対応できるようになっていくと思っていて。
だから、『もう、やったら!?』という気持ちですね。賢い人ほどやらないけれど、やった方がいいですよ、バカになって」

トレーニングジムの運営とお笑い。この二つに通じるものがあると語る野田さん。0から1を生み出すアイデアの源泉について尋ねました。

野田さん「0→1って、あまり考えたことないんです。
好きなゲームクリエイターの言葉で、『クリエイターと名乗れるのは神様だけだ』という名言があって。
僕たちは編集者なんだと。なぜなら、思いついたことは、先人たちが思いついたものの経験値の上に立っているわけです。
今の僕たちの漫才も、元々の漫才があったから作られた崩し方なわけで、0→1ではないんです。
先人たちが築き上げたものだと思うと、すごく気が楽になります。今は、既存のものにどんどん乗っかっていこうという気持ちです」

話は筋トレに戻り、今現在も体を鍛え続ける目的について尋ねました。

野田さん「大会に出ないのになぜ筋トレを続けるの? ってめちゃくちゃ言われます。
でもわからないんですよ。わからない。ただ、気持ちがよい。
気持ちがよいってことは、合ってるんだと思っています」

今でも仕事で脱ぐ撮影がある時などは、1ヶ月がっつり絞るという野田さん。
マッチョ芸人が揃うと、1回自分の限界を見ておいた方がいいとよく話すそうです。

野田さん「1回本気で身体を絞ってみると、自分の身体に何が合っていなくて、何が太る原因になっているかが全部わかる。
あ、これ意外に食べてよかったんだというのも後からわかる。
そういうのがたくさん見つかると、次のダイエットが楽になります。

そうそう、最近、見取り図の盛山がダイエットで20キロ落として、世間からは痩せすぎとか言われていますけど、僕はすごいと思う。1回絞っただけなのに、すでに僕らと同じぐらいの知識量があって、すごい、ここまでやったんだと。

身体のリバウンドはしても、知識は減りません。1回自分の身体と本気で向き合ってみるといいですよ

最後に、日頃からプロテインをよく飲んでいるという野田さんに、BLUE SIXのプロテインを試飲していただきました!
WPI(ホエイプロテインアイソレート)製法で作られ、タンパク質含有量が高く低脂肪、乳糖含有量が低いといった特徴を持つBLUE SIXのプロテイン。
成分にも興味津々の野田さんは、裏面の栄養成分表示をまじまじと見つめます。

野田さん「これ、相当イカついですね。こういうプロテインは味だけ監修するパターンと、内容を監修するパターンがあって、どっちもやるところはあまりないんです。
内容にここまでこだわるプロテインは、なかなか見ないですね。

あと、なんか、カフェみたいな味がする(笑)。なんだろうこれ、味がおしゃれです。
チョコもバニラも、こんなにカフェ感のあるプロテインは飲んだことありません。女子も好きそう。美味しいです」

BLUE SIXのプロテインはこちらから

◾️PROFILE
野田クリスタル
1986年神奈川県生まれ。2007年、ツッコミの村上とマヂカルラブリーを結成。’20年に『R-1ぐらんぷり』で優勝、同年『M-1グランプリ』でも優勝し、史上初の「同年にR-1とM-1のチャンピオンとなった芸人」になった。
お笑い芸人としての活動と並行し、東京・新宿に「クリスタルジム」を立ち上げる。自作ゲーム「野田ゲー」の制作でも話題。

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