Health Documentary:Vol.4 治療経過
脂肪肝と食物過敏症の症状に対し、サプリメントや食事コントロールを取り入れた治療がスタートし、トーナメントに臨む高橋悠介選手。
治療スタートから約2ヶ月、再度チームドクターを訪れました。
サプリメントや食事ローテーション法を、コーチ、チームドクター、トレーナーと連携を取り、実行してきた高橋選手は、疲労感が減少し朝の目覚めが快適になったと体感していました。
大会でも最後まで体力がもつようになり、だんだんと本来のアグレッシブなパフォーマンスを取り戻していました。
一度、試合が落ち着いたタイミングで食事管理を休み、ストレスフリーな食事を楽しんだところ、なんとすぐに腸の調子が悪くなり、筋肉硬化をトレーナーに指摘され、本人も、食べた物による自分の身体に変化に気が付くようになってきました。
このことから、治療の効果が出ているのは明らかだと感じたそうです。
しかし、足の痙攣はまだ解消されていなく、チームドクターは、食物過敏症による腸の炎症により、体内が水分不足になり、痙攣やつりの原因になっているのではないかと推測しています。
しかし高橋選手からより詳しく試合の様子を伺うと、少し見解が変わりました。
試合中、まず急激なパフォーマンス低下が訪れ、その後、脚、手とどんどん体全体が痙攣し、つるのだそうです。
これを聞き我々は、髙橋選手は脂肪を燃焼しケトン体に切り替えるのが苦手なのではないかと推測しました。
仮説として、グリコーゲンを消費し、エネルギー生成から、脂肪を燃焼してエネルギーに変換することが苦手なのでは⁇ と考えたのです。
今後、少しずつ生活にケトジェニックを取り入れ、身体がケトン体を生成する習慣をつけられるようにすることを提案しました。
食事の改善は素直に身体に現れるため、試合をしながら同時に行うのが難しいところですが、食事ローテーション法とサプリやプロテインの適切な摂取を、試合の合間を縫って取り組むことにしました。
次回は、2024年シーズン序盤戦の模様をお伝えしたいと思います!
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