Health Documentary:身体を変える、リアルストーリー
先週号では、BLUE SIX TRAINING CLUBのアスリートがピラティスに挑戦した様子をお伝えしました。彼らは、呼吸と肩甲骨の位置をほんの少し変えただけで、姿勢や身体の伸びが変化することに驚いていました。小さな意識が、大きなパフォーマンスの差につながっていくということは、アスリートに限らず、私たちの生活にも言えることですよね。
デスクワークが多く、姿勢の崩れが気になる編集部員がピラティスを継続しています。今回は、その体験談をお届けします。
BLUE SIX:
1年以上、ピラティスを継続しているという編集部員の坂本さん。始めたきっかけは?
坂本さん:
デスクワークが多く、姿勢が崩れていくのも気になっていたので、体のベースから整えるピラティスを選びました。激しい運動は続かない、でもゆるすぎても物足りない。ピラティスは“ちょうどいい”バランスで、身体も心も整う感じがしたんです。
BLUE SIX:
ピラティスを継続することで、身体への変化はありましたか?
坂本さん:
ダイエットをした時に筋力が落ちてしまったことや、デスクワークで座っていることが多いこともあり、特に足の筋力が弱かったのですが、かなり改善しました。以前は上手くできなかったトレーニングもできるようになるなど、変化を感じています。
BLUE SIX:
トレーニングの成果が出ているのですね!身体の変化以外に良かったことはありますか?
坂本さん:
生活の中で自分の身体に向き合う時間はあまり取れませんが、ピラティスをする1時間は、自分の身体のことだけを考えることができます。トレーニング中は身体の動かし方に意識を向けているので、仕事や家事など他に考えなければいけないことから一旦離れて、リラックスできる時間を取れるのが良いことだと感じています。
BLUE SIX:
自分の身体と向き合ったことで、気づいたことはありますか?
坂本さん:
知らず知らずのうちに身についていた、身体や呼吸の癖を知ることができました。肩が前に出やすい、口呼吸になりやすいという癖は、ピラティスを始めたからこそ気づくことができました。また、自分の身体と向き合うことで、食生活にも意識が向いています。コンビニやファストフードは基本的に利用せず、朝はヨーグルトとグラノーラ、夜は味噌汁、鶏肉か魚、野菜の副菜という食事を続けています。乳製品アレルギーもあったので、ミルクは豆乳やオーツミルクと組み合わせながら飲んでいます。
“自分の身体のために時間を使う”という、シンプルだけど贅沢な選択。今回は、トレーニングを通じて自分の身体を知ることで、日常の姿勢・呼吸・食生活が変わっていく、スタッフの体験談をお届けしました。
大切なのは、身体の癖に気づき、少しずつ変わっていくこと。自分にとってのちょうど良い整え方を、ぜひ見つけてくださいね。
