Vol.00

Health Documentary:身体を変える、リアルストーリー

BLUE SIX TRAINING CLUB × PILATES

動ける身体は、内側から整える時代へ。
“走る・打つ・跳ぶ” だけじゃない。
未来のトレーニングを考える。


高橋悠介選手が、ITF M15 橋本総業かしわ国際オープンで優勝を果たしました🏆🔥この数年、苦しいことの方が多くも、食事改善やトレーニングに取り組んできた高橋選手。Health Documentaryでも、高橋選手の体質改善の取り組みを追い、取り上げてきました。高橋選手の事例からもわかるように、良いパフォーマンスは、良い身体づくりから始まります。

今週号では、BLUE SIX TRAINING CLUB選手が、ピラティスを通じて身体づくりに挑戦したレポートをお届けします。

トレーニングのトレンドが、筋トレから身体の柔軟性を重視する時代へと変化してきている中、注目されているのが「ピラティス」。安達人紀選手と神山宏正選手が、初めてピラティスに挑戦しました。

BLUE SIX:
ピラティスを体験してみて、どうでしたか?

安達人紀選手
身体の使い方を知ることができました。特に驚いたのが、呼吸と肩甲骨の位置が少し変わるだけで、姿勢や身体の伸び方がまったく違うということ。いま、僕は“コアの強い大きな身体”をつくることを目標にしています。食事で、体重を4ヶ月で5kg増やしました。その身体をうまくコントロールできるよう、基礎から整えていきたいです。

神山宏正選手:
僕はパワーがある分、身体のバランスが悪く、怪我をしやすいタイプです。ピラティスでは、身体の細かい部分を丁寧に動かす感覚が求められたんですが、正直、思ったよりできなかった…。それでも、これができるようになれば、テニスでももっとスムーズに、効率よく動けるはず。整った身体をつくることが、次の課題です。

BLUE SIX
なぜトレーニングとして、ピラティスを取り入れているのですか?

関口周一コーチ
目的は、テニスだけでは得られない身体の使い方を学ぶこと。ジュニア時代から他の競技と触れ合い、リラックス法や新たな気づきを得てほしいといういもあります。プロとして仕事をしていくうえで、テニスばかりしていると行き詰ることがあります。テニスではないトレーニングが自分の役に立つことを経験してほしかったんです。


BLUE SIX:
今回指導してくださったピラティス講師・勝見さんから見て、選手のおふたりの動きはどうでしたか?

勝見志津さん:
神山選手は、身体のパーツが大きくパワフルですが、バランスの悪さが怪我に繋がっている可能性があります。安達選手は小柄で、筋肉が大きくなりすぎていない分、身体をうまくコントロールできている印象でした。呼吸はメンタルとも繋がっているので、これをコントロールできるようになれば、試合運びにも好影響が出ると思います。


今回の体験は、あくまで初めの一歩。ピラティスの本質や効果を深く実感するには、継続が必要です。しかし、“走る・打つ・跳ぶ”以外のアプローチに、選手たちが触れたことには大きな意味があります。未来のパフォーマンスは、今までと違う視点から生まれるもの。BLUE SIX TRAINING CLUBでは、これからも新しい挑戦を続けていきます。


\ BLUE SIX TRAINING CLUB /

公式Instagramはこちらから

 

Other stories

Mail Magazine

UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。毎週末にお届けします!