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戦略論 第一章 「思想」
今週からじっくりと、「戦略」について考えてみたいと思います。皆さん、戦略、立てていますか?テストだったり、投資だったり、はたまた人生そのものだったり。
経営には戦略が必要だと誰もが思うように、人生にこそ戦略が必要なのではないでしょうか。プランと言ってもいいかもしれません。良い戦略はシンプルです。でも、そこに辿り着くのは簡単ではありません。
まず、戦略を考えるうえで土台となるのは「思想」だと思います。ちょっと難しい言い方ですが、思想とは、その人がどう世界を見て、どう在りたいかを決める“眼差し”のようなものです。
しっかりとした思想が土台にあると、その上に建つ建物は頑丈になります。建物は、「ビジネス」や「人生」だと思ってください。そして、その建物の設計図にあたるのが「戦略」なのです。だから僕は、戦略を考えるとき、その人がどんな思想を持ち、どんな闘い方をしているか(戦略)を見ています。
たとえば、星野リゾートの星野さん。彼は「ホテルをつくるのではなく、地域の魅力を引き出す拠点をつくる」と言っています。ここに、彼の思想が詰まっています。
その思想の上にホテルというビジネスを乗せ、経営の言語で持続可能にしている。つまり、理想を夢で終わらせないために、ビジネスを数値化し、しっかりと収益を上げている、ということです。では、このような思想はどこから来るのでしょうか?
それは、体験だと思っています。見たもの、感じたこと、痛かったこと、惚れた瞬間——。それらが積もり積もって、「自分はこうありたい」が生まれる。それが思想になるのではないでしょうか。
だから僕は、体験に価値を置いています。SNSはあくまで手段であって、本質ではありません。実際に見て、感じて、出会ったものを信じているので、旅をして、撮って、話して、食べて、届けるのです。
本物の体験があるからこそ、骨太の思想ができる。経営に戦略が必要なように、人生にも戦略が必要です。良い戦略を立てるには、骨太の思想が必要です。その第一歩は体験。お子様にはスマホをカバンにしまってもらい、時間を体験に変えてください。
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