Vol.00

What Will be, Will be

写真家の活動として、年に何度か秘境に行って自然と動物の写真を撮っています。野生動物を撮っていると良い気分になれるんです。今はアフリカに来ていて、夜のライオンを追いかけていますが、満天の星の下で眠るライオンを見ていると、気持ち良さそうに寝る姿は僕らと一緒だなって。

なんでそこまでしてライオンを撮るのですか?ライオンへの情熱はどこから来るのですか?

と聞かれますが、そんなに大きなモチベーションがあるわけではなく、やってみたら意外と楽しかった、なんです。

始める前から、世界的なフォトグラファーになる奇跡の一枚を、なんて思っていないし、思えないですよね。何も知らないんだから。やっているうちに、段々とその世界のことが分かっていったり、ラッキーな事が起こったり、褒められて調子に乗ったり。そううのがほとんどなんだと思います。

小学校の運動会で走ったら、1番になって褒められて、サッカーでそれを活かしたらまた褒められて、勘違いしてたら全国大会に出てた。そういうこといんじゃないかと思うんですよ。

なんか、んな最初からすごいモチベーションや目標がないとダメ、みたいになってる気がします。雄大な景色の中にいる動物はカワイイし、気分は上々です!

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