Vol.00

「第2のゲイシャ」

新たなクリーンコーヒーの発見に向け、リサーチを続けています。今、注目しているのは「南米コロンビア」。

コロンビア気候や標高の面でコーヒー栽培に理想的な条件が揃っており、コロンビア産コーヒーの風味豊かなフレイバーやアロマが世界中のスペシャルティコーヒー愛好家に好まれています。

アンデス山脈の肥沃な大地で育つコーヒーは、土地の恵みを余すことなく受けています。その品質の高さを裏付けるように、ワールドバリスタチャンピオンシップでは、多くの歴代バリスタ世界チャンピオン達がコロンビア産の豆を使っています。品質の高さや味わい的にも日本でも馴染みがあるコロンビアの豆ですが、魅力はそれだけではありません。

近年、高級品種の「ゲイシャ」に並ぶクオリティで「第2のゲイシャ」と呼ばれる品種を栽培しています。品種に関しては、現在のところ公表されていませんが、コロンビアのコーヒー生産者や研究機関が積極的に取り組んでいることが報告されています。

この新しい品種の開発は、コロンビアの多様な気候条件と豊かな土壌を活かし、世界市場での競争力を高めることを目的としています。

現在いくつか候補に挙げている農園の中から、現地調査に向かう農園を検討中です世界初の精製方法を導入している農園や、バイオイノベーションプロセスを導入している革新的な農園など、どの農園も独自の魅力があり、現地でどんな発見や出会いがあるのか今から楽しみです。

別の機会に、リサーチレポートをお届けしたいと思います!

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