Makers story〜新しい時代のモノ作り〜
BLUE SIX OPEN 大阪大会を終えて
一生懸命な姿は人を感動させる。今回も、たくさんの“必死”を見ることができて、とても幸せだった。
自分の課題を認識し、そこに取り組み、本番で勇気をもって試す。そしてまた振り返り、取り組み、本番で試す。これが成長のリズムだ。それを支えているのが、コーチやトレーナーの存在。
選手は勝つために戦う。でも本当に大切なのは、目標に向かって一歩ずつ進んでいく過程をどう楽しめるか。その時間を愛せる人間は、もしかすると勝った人よりも、ちょっとだけ強いのかもしれない。(もちろん、やっぱり勝ちたいけど)
今回のBLUE SIX OPEN 大阪大会には、僕たちのチーム「B6TC」の選手4人と、サブメンバー1人が出場した。BLUE SIXは、大会を主催しながら選手の強化も行う。2週間という短くも濃い時間の中で、選手たちは確かな手応えを感じ、その表情を観察しながら、コーチも手応えを確認していた。
自分の成長を感じられていれば、選手は頑張れる。それを間近で見られることは、僕にとって何よりの喜びだ。
そして、関わってくれた多くの関係者に、心から感謝したい。一つの大会が成立するまでに、どれだけの人の力が必要か、改めて実感する。なぜ僕たちはこのような取り組みをしているのか?それは、人が育つ場を作ることが、自分の役割だと思っているから。
TRAINING CLUBも、BLUE SIX OPENも、そこを通って多くの人が成長していく。その姿を見ていると、自分もまた「何ができるか?」と問い直される。
この大会を通して、世界に挑戦する日本人が増えていくことを願って。次のB6OPENは、東京・有明で7月開催。皆で応援しましょう!
