Vol.00

トップトレイルランナー 村田 諒氏インタビュー

国内最大規模のトレイル大会「Mt.FUJI100」(富士山の山麓、登山道、歩道、林道など多様な地形を走る168kmの過酷なレース)で総合3位に入賞、海外の大会でも活躍するトレイルランナー村田 諒さん。

もともと生活習慣の改善をきかっけに始めたランニングでしたが、フルマラソンを達成したりタイムが縮まってくると、その先の達成感を得たいと考えるように。そこからハードルを上げる形でトレイルランニングにシフトし、より積極的なトレーニングを始めたそう。

現在、村田さんは海外遠征にも積極的に挑戦するアスリートですが、日中はオフィスワーカーとして企業に勤務するデュアルライフを実現しているアマチュアアスリートです。

勤務をしながらのトレーニングは、様々な制約があるハードなライフスタイルのイメージがありましたが、村田さんのルールはシンプルで、「無理せず、継続できるもの(方法)を見つけていく」というものでした。

1日に3〜5時間のトレーニング、8時間睡眠、体が欲する食べ物を食べる。

自分にフィットした生活リズムを知ることで、海外遠征の時でも、新しい環境に体を馴染ませやすくなったそうです。


この理想の生活リズムを見つけるまで、村田さんにも試行錯誤の時期がありました。

練習のために睡眠時間を削ったり、厳しく食事制限をしてみたり、周りが飲んでいるというサプリを手当たり次第に試した過去も。

しかし、「寝ないといけない」「これは食べてはいけない」「この時間にサプリを摂取する」といった小さなストレスが気づかない間に積み重なり、逆にパフォーマンスが上がってこない時期が増える結果に。そして自分の体の声を聞き、バランスをとることが大事だ、ということに気づいたそうです。

自分の体や生活にとって何が合うのか、時間をかけ知っていく中で、自分自身の健康基準も少しずつ変わってきたと村田さん。そこに、ご家族のサポートも加わり、挑戦するハードルが下がっていき、今のライフスタイルが確立していきました。

今では時々ジャンクフードやお酒を楽しむことも。サプリメントも、自分の体に合っているな、と感じるモノだけが定着してき(体の回復を意識している村田さんは、BLUE SIXの水素サプリメントを愛用してくれています!)、メンタル的にも、フィジカル的にも安定することで、トレイルランのパフォーマンスもブレることが少なくなり、海外世界的な大会への挑戦も意欲的になっています。

デュアルライフや、好きなことに打ち込める村田さんの生活スタイルに憧れる方も多く、どうしたらいのか?と聞かれることも。そんな時、村田さんはこのように返しているそうです。

「考え続けているだけでは何も変わらなくて、行動するかしないか。もし今の時点でやりたいことがある人は特別で恵まれていると僕は思います。トライできるタイミングは、早ければ早い方がよいでしょう。

人と同じである必要はなく、急に全てを変える必要もなく、出来るところから始めのがいと思います。新しいことを始めると、今の自分の当たり前が自然と変わ、自分の基準も変わってきます」


健康のあり方や、ライフスタイルのあり方も、自分に合ったものを見つけられるかが、未来の健康や幸せのあり方につながるのではないでしょうか。

村田さんのさらなる活躍を期待し、応援してきます!

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