Vol.00

Makers story〜新しい時代のモノ作り〜

新年のスタートは、赤道直下にあるサスティナブルな農園のクリーンコーヒーから。
日本でもアフリカのエチオピアや南米コロンビアのスペシャリティコーヒーは人気ですが、私達が注目しているのはエクアドルです!

なぜならば、エクアドルは南米の中でいち早く量より質に重点を置き、非常に面白いコーヒー栽培をしているからです。エクアドルのコーヒー豆は、ユニークな地形と風土によって生まれる複雑なフレーバーが特徴的です。

アンデス山脈と赤道直下による多様性

エクアドルは赤道直下にありながら、標高の高いアンデス山脈が南北を貫いています。それにより、多様なマイクロクライメイト(局地的気候)が存在します。標高差、海流、熱帯気候といった多様性が、コーヒー栽培に理想的な条件を提供することで、複雑なフレーバーをもつ風味豊かなコーヒーの生産を可能にしています。

雨量と乾季のバランス

コーヒー栽培には適度な雨量と乾季が必要で、エクアドルの多くの地域ではこの条件が揃っています。特に、山岳地帯やアマゾン地域では豊富な水源が栽培を支えています。

火山性土壌

エクアドルのコーヒー産地の多くは火山帯に位置しています。この火山性土壌はミネラル分が豊富でやや酸性です。それはコーヒーのフレーバーに影響を与える重要な要素であり、深みのあるコーヒーを育てます。味の特徴は、シトラス系やフローラルな明るい酸味を持っていること。フルーツ、チョコレート、スパイスの風味が変わるがわる訪れる複雑なフレーバー。クリーンな印象ながら、甘さの余韻が長く続きます。

エクアドルのコーヒー豆は生産量が少なく、市場に流通する量限られているため、日本では見かけることが少ない豆でもあります。


今回紹介するのは、エクアドル南部にある「エル・アグアカテ」農園です。品質やおいしさ、クリーンコーヒーという安全へのこだわりだけでなく、廃棄物を全て再利用し土壌の肥料にするなど、持続可能な農業システムを構築。農園に訪れる人いつもウエルカムというオープンで素敵な農園です。

新年の始まりは、そんな素敵な農園からやってきたクリーンコーヒーで始めるのはいかがでしょうか。エル・アグアカテ農園のクリーンコーヒーは、日本では唯一BLUE SIXだけでお楽しみいただけます。また、BLUE SIXより読者の皆さまへ感謝の気持ちを込めて、500円クーポンをお届けします。(クーポンコード:3E291Z)

今はちょうど南米でコーヒーを求めて旅をしています。旅の様子は来週以降のメルマガでお届けしたいと思います!また、南米での現地取材の様子は、写真家 安達建之の公式Instagram( @tateyukiadachi )のストーリーでも随時更新していきますので、ぜひお楽しみくだささい!

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