Clean Coffee -エクアドル- Vol,03
2回に渡ってコラムで紹介してきた南米エクアドルの新たなクリーンコーヒーが発売スタートしました。
エクアドルのエル・アグアカテ農園では、トップクラスの管理体制のもと、複数のコーヒー豆を品種ごとに収穫時期、精製、乾燥を変えることで、カップオブエクセレンスでも高い評価を受ける品質のコーヒー豆を栽培しています。
エクアドルでは多くの小規模農家がコーヒーを栽培していますが、コロンビアやブラジルほどは整備されておらず、インフラや品質管理の面では課題が残る国でもあり、生産される多くのコーヒー豆は標準的なクオリティのものが主です。
しかし、標高の高い山岳地帯が多く、今回私たちが見つけた農園が位置するロハ(Loja)やアンデス山脈の地域では、ミネラル豊富な火山灰土壌、山から湧き出る水、昼夜の寒暖差など、高品質な豆を栽培できる地理的ポテンシャルを秘めているエリアでもあります。
今回輸入したエル・アグアカテ農園のコーヒー豆は、エクアドルの地理的なメリットを享受した多孔質な豆で、ポテンシャルの高さを最初から感じさせるものでした。
このポテンシャルをどこまで引き出せるか、がBLUE SIX焙煎チームにとっての課題でした。ジューシーさや華やかさといった引き出したいフレイバーに対し、焙煎時の色づきが一般的な豆に比べて早く、見た目で焼き具合が判断できないため、生焼きや焼き過ぎでフレイバーがなかなか安定しません。
焙煎量、焙煎時間、香り立ちのタイミングを何度もテストし、焙煎から排出までのベストタイミングを図っていきます。
販売5日前、焙煎チームの最後の調整は続きます。
エクアドルのエル・アグアカテ農園のコーヒー豆は、日本ではBLUE SIXでのみお楽しみいただけます。
もちろん、BLUE SIX COFFEEでもお楽しみいただけます!