Clean Coffee -エクアドル- Vol,02
前回のコラムで、今注目を集めている南米エクアドルから新しいコーヒー豆を買い付けている話をしました。
エル・アグアカテ農園は持続可能な循環型の農業システムを作り上げたサスティナブルな農園であり、カップオブエクセレンスで第二位を獲得するほどの品質の高さでも知られています。
現地でたまたま飲んだコーヒーの味が美味しく、友人の紹介で出会うことができたクリーンコーヒー。その味わいは洋梨やスモモのようなジューシーさと、カシューナッツのようにほんのり甘さのある柔らかいアロマが特徴です。
コーヒー豆の美味しさは、自然環境と農園の管理体制
・栽培
・精製
・乾燥
この3つの作業を丁寧に行なっているかにかかっています。
エル・アグアカテ農園では複数の品種のコーヒー豆を栽培しています。品種ごとに最適な成熟時期を見極めるために、ブリックス糖度計を使い、複数回に分けて果実の糖度やサイズ、色の確認を行い、収穫時期を決めていきます。また、人の手により収穫された果実は、さらに選別され、ウェットやナチュラルなど発酵、精製の工程がそれぞれの品種ごとに組まれています。
ここまでのことを毎日手作業で行うのは、本当に信念と粘りが必要になります。
乾燥方法も品種に合わせており、豆の状態により乾燥時間を変えたり、温室を活用するなど、湿度と温度管理を徹底しています。これまで見てきた農園の中でもトップクラスの品質管理体制なのは間違いありません。
世界中のコーヒーLoverがクオリティの高いコーヒー豆を求めるようになり、そこに異常気象による不作が続き、豆の値段が高騰しています。
希少性の高い豆は将来的にどんどんと高くなるでしょう。いずれ、私達の手には簡単に入らなくなるかもしれません。
現在、BLUE SIXの焙煎チームが、コーヒー豆の特徴を最大限に引き出せるよう、最終の焙煎調整を行なっています。
早く飲みたい!2024年11月3日発売です‼︎