Health Documentary:身体を変える、リアルストーリー
今月のテーマは「タンパク質」。
プロ選手のタンパク質への意識や、BLUE SIXのプロテイン開発秘話などをお届けしてきましたが、今回はその最終回。実際に1ヶ月間“タンパク質を意識して摂ってみたらどうなるのか”を、healthの記者、西口(1週間後に30歳になる女性)が検証しました!
– インボディ(体成分分析装置)で測定してみた –
8月20日。初めてインボディで自分のタンパク質量を測定。結果は 9.2kg。正直「これって多いの?少ないの?」というのが最初の感想。(※筋肉量や体格に応じて必要なタンパク質量は変わりますが、一般的に体重に対して20-25%のタンパク質が理想)西口の体重に対しては、少し足りていないよう……。
—普段の食生活はこんな感じ—
・週に昼食・夕食それぞれ1〜2回は外食、その他は自炊
・自炊といってもパスタやそばで済ませることも多い
・毎日食べているタンパク質は 納豆と豆腐
・ジム後にプロテインを1杯(運動は週に2回ほど)
→ 正直「タンパク質を意識して摂っている!」とはいえない生活。
—タンパク質を意識してみた1ヶ月—
9月頭から2週間ほど、男子テニスの国際大会「内山カップ」で札幌へ。ホテル生活で自炊ができないため、毎晩外食。朝はホテルの朝食かコンビニ。昼は「夜がっつり食べるから」と抜いてしまう日も多い。ただ、この1ヶ月は「タンパク質を意識するぞ!」と決めていたので、
・おにぎりの具はシャケやサバを選ぶ
・小腹が空いたらコンビニではサラダチキンやカニカマを買う
・夕食はお寿司やジンギスカンなど、なるべく魚や肉を選ぶ
など、できる限りの工夫をしました。ちなみに今年のさんまは本当に美味しい!「太っちょのさんま」をこれまでに5匹も食べて、秋の味覚からもしっかりタンパク質を補給しました。夕食の自炊は、魚と肉を交互に食べるように意識。ただ…「握りこぶし1つ分のタンパク質を1食で摂る」という女性の目安ってとっても難しい。おにぎりの具のシャケでは全く足りないし、サラダチキンを毎回食べるのは飽きる。しかもコンビニで買うと割高。
結局、仕事で外出し、コンビニが周りにない環境だったり、タンパク質を意識したお弁当を作る余裕がなかったりと、充分にタンパク質を摂れない日もあり「毎日意識してタンパク質を摂る」のは、想像以上に大変でした。
—1ヶ月後の変化
9月末、再びインボディ測定。結果は 8.9kg… 減っている!(泣)数字だけ見ると少しショックでしたが、不思議と「体がちょっと軽いな」「朝の目覚めがシャキッとしてるな」と感じる日が増えました。髪や爪に大きな変化はなかったけれど、
・睡眠が短くても朝スッキリ起きられる
・仕事の集中力が続く
など、メンタル面や日常のパフォーマンスには違いが出た気がします。
—気づき—
・タンパク質を摂ればOK!と思っていたけど、それだけでは不十分
・結局「バランスよく栄養を摂ること」が大事
・タンパク質を意識しすぎてもストレスになる
→ 自分に合ったバランスを見つけることが大切。
「心も体も健康でいたい」そのためには、タンパク質だけにこだわらず、亜鉛やマグネシウム、ビタミンなども一緒に意識していく。そして“続けられるやり方”で日常に取り入れる。私自身、今月の記事を書く中で学んだことがたくさんありました。皆さんはどうやって毎日タンパク質を摂っていますか?「これなら続けられる!」という工夫があれば、ぜひ教えてください!そして「食べたもので体はできている」からこそ、毎日の中で少しだけ意識して、自分の体を大切にしていきましょうね。
