Health Documentary:身体を変える、リアルストーリー
今月のテーマは「タンパク質」。
筋肉や臓器、皮膚、髪の毛など、人の身体をつくる基盤となるタンパク質。不足すると筋肉量や代謝の低下、免疫力の低下につながり、十分に摂ると身体づくりや美容、メンタル面にまで良い影響を与えてくれます。
ただし、日常の食事で必要量を摂るのは意外と難しいもの。理想は肉や魚を「一食につき片手のひら分」ですが、外食やお弁当では不足しがちです。
そんな中、現在北海道札幌市で開催されている男子プロテニス国際大会に出場中の高橋悠介選手(BLUE SIX TRAINING CLUB) に、遠征中のタンパク質の摂り方について伺いました。
高橋選手は「身体をつくるためにタンパク質は意識的に摂りたい。お肉も食べるけれど、自分には魚の方が合っているので特に魚を意識して摂っている」と話します。
札幌滞在中、ホテルのビュッフェやお弁当では意識的に魚を選び、夜はお寿司やジンギスカン、さらに北海道名物のザンギ(鶏のから揚げ)など食事も満喫しつつ、しっかりタンパク質を確保しています。
また、毎日のルーティンは「就寝1時間前のプロテインドリンク」。「自宅にいるときのように十分な食事ができない遠征中は、特に寝る前の一杯で身体の調子を整えます。足りないと感じた日は1日2杯飲むことも」と話します。愛用しているのはBLUE SIXのプロテイン(チョコ味が高橋選手のお気に入り)。
札幌とはいえ日中は26℃にもなる中、テニスの試合では2時間、時には3時間戦うこともあります。筋肉への負担は大きく、「回復のためにも意識的にタンパク質を摂ることが不可欠」と語る高橋選手。試合を勝ち進めば決勝戦を含めて5連戦となるため、ストレッチやトレーニングに加え、食事でのリカバリーも勝敗を左右する重要な要素になります。
プロ選手にとっても、私たちにとっても、タンパク質は身体を支える大切な栄養素。それを毎日の食事で少し意識するだけで、身体の調子や動きやすさが変わります。トップアスリートが試合に挑む姿勢を参考に、日常の一歩一歩で自分の体をしっかり支えることが大切です。
