Vol.00

Health Documentary:身体を変える、リアルストーリー

今月のテーマは「筋肉」。

今回お話を伺ったのは、ボディビルダーでありフリーアナウンサー(元FM FUJI)、そして一児の母という3つの顔を持つ森川真帆(まほ)さん。今年7月、日本最大のボディビル連盟 JBBF のビキニフィットネス関東大会で第4位に入賞しました。

もともと自分の身体にコンプレックスがあった森川さん。「どうせやるなら形に残したい!」と、2年前の妊娠中に憧れの大会を観戦したことをきっかけに出場を決意。同じボディビルダーである旦那さんの協力のもと、早朝や深夜に時間を作り、育児と両立しながらほぼ毎日1時間半のトレーニングを積み重ねています。

「ダイエットと違って、ボディメイクは筋肉をピンポイントで狙わないと効果が出ない。なんとなくやっていた頃とは別次元で、意識して効かせられるようになってから体が変わった」と話す森川さん。

トレーニングを続けることで心身ともに強くなり、「きついスクワットに比べたら育児なんて楽!」と笑顔を見せます。日々のストレスが溜まっても、「全部筋トレにぶつければ、気づいたら筋肉も喜んで自分もハッピーになっている」と。そのポジティブな姿勢は子供にも伝わっていて、いつのまにか子供がトレーニングを真似するようになり、毎日が新鮮だといいます。

食事も徹底的に管理しています。

朝は卵3つと白米、残りの食事は鶏むね肉と野菜中心。週に1度のチートデ以外はシンプルな食生活を継続。鶏肉は週に10kgまとめて購入し、業務用のミンチ機で下ごしらえ。かつては鶏を飼い、卵や鶏肉を自給していたこともあるそうです。

「来年は必ず全国トップに」3年で夢を叶えると決めている森川さん。子供をもう一人授かりたい気持ちもあるけれど、その時その時でベストな選択をしていきたいと話します。彼女の次の挑戦は、大会が終わった瞬間から休む暇もなくスタートしています。

「筋肉が好きすぎて、筋肉エンタメラジオ番組まで作っちゃった」と笑うほど筋肉愛溢れる森川さん。

最後に、世の中のママたちへ、メッセージをいただきました。「大会に出なくてもいい。まずは30分だけでも筋トレしてみて! ママが輝けば子供もハッピーになる。綺麗になって自信もつくし、全部がプラスに返ってくる。かつてメンタルが弱かった私でもできるんだから、きっと誰でもできる。子供がいても自分の人生を忘れないで!」

筋肉に人生を懸ける森川さん。その挑戦と生き方は、同じママたちに勇気を届けるだけでなく、年齢や立場を問わず「自分の人生を前向きに生きたい」と願うすべての人の背中を押してくれます。

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