Health Documentary:Vol.10 再検査
高橋選手は原因不明の不調をきっかけに、BLUE SIX チームドクターのサポートの元、自分に合ったサプリメントと食事を見つけながら、体調不良や試合中の痙攣の改善に臨んできました。
4月から始まったアジア遠征、続くアメリカ遠征では、現地の暑さや激しい試合展開のなか不調もなく、試合を通して体力を後半まで保てるようになってきています。
血液検査で発覚した脂肪肝は改善され、タンパク質量も安定した状態になりました!
しかし、体重の減少、コレステロール値が下がっているという新たな課題も出てきました。また貯蔵鉄や亜鉛も減少してしまい、パフォーマンスを発揮するための栄養が欠けつつある状態であることがわかりました。
検査の結果、どうやら腸のバリア機能が下がってしまい、サプリメントでとった栄養素をしっかりと体に吸収できない状態になっていたようです。サプリメントの摂取量や頻度を変えて、栄養素のバランスを戻しつつ、腸バリア機能を整えていくことに。
また、体力面での打ち負けをカバーできるように練習強度を上げている高橋選手のリクエストで、糖質を増やしたいという相談が。牛肉や乳製品、小麦といった主食系で過敏症の反応が出ている高橋選手ですが、体を作るための糖質摂取はどうにかして、クリアしていきたい課題でもあります。
高い炎症反応が出ている小麦や卵、牛や乳製品は引き続き避けなくてはいけないので、代わりに
■良質な魚の油やアマニオイルでエネルギーカバーする
■トレーニング前に、お米やキヌアなど比較的反応が出にくい糖質を選んで摂取する。
加えて、グルタミンとアミノ酸の一種であるHMBをサプリで摂取することで、筋肉の維持を目指し、体を作っていくことを提案してもらいました。
今回の検査結果を受けて、体の中から改善していくというのは簡単なことじゃないですね、と高橋選手。
しかし、確実に体が良い方向に向かっている実感があり、また自分に合った体の改善方法を知ることで、まだまだ強くなれる!という自信にも繋がっています。体質改善中の高橋選手が、7月1日からの BLUE SIX OPENでどんな活躍を見せてくれるのか楽しみです。
引き続き応援していきたいと思います!
Project Top 100