Vol.00

Health Documentary:身体を変える、リアルストーリー

体力と仕事の関係について

3月のHealth documentaryでは、「走ること」に焦点を当てながら、体力と仕事の関係について考察してきたいと思います。


先日スタッフとの食事会で、「体力」話題で盛り上がりました。僕は仕事に必要なものは何か? と聞かれると、1番目に「体力」だと答えています。それは、海外ロケだろうと、長時間の会議ろうと、授業や執筆活動も、多くの人にとって、特別なスキルをつけるより「基礎体力」が高いことの方が、仕事でのパフォーマンスを高く出せると考えているからです。

例えば、ランニングが心血管疾患のリスクを低減することは、多くの研究でわかっています。アイオワ州立大学の研究では、55,000人以上の成人を15年間追跡し、ランナーは非ランナーよりも心臓病や脳卒中で死亡する可能性が45%低いということが示されています。

自分に必要な運動量

では、私たちが仕事で良いパフォーマンスを長く発揮するには、どのくらいの運動量が必要なのでしょうか。アスリートが必要な運動量と、一般の人が、健康的な体を維持するために必要な運動量は異なります。

「Find your own standards」自分に合った運動量を、考えてみたいと思います。
私たちの仲間でも、ワンコのようちえん「BROWN」のスタッフのように、ワンコと走ることが仕事の人もいれば、厨房でケーキを作っているスタッフ、あまり動かないデスクワークが中心のスタッフもいます。日々の活動量は人それぞれなので、必要な運動の種類も量も違ってくるはずです。


創作活動と体力について

少し違う角度から、走ることと体力が仕事に与える影響について考えてみましょう。日本を代表する作家・村上春樹さんは、ランナーとしても知られています。毎日4〜5時間机に向かって小説を書く彼にとって、体力の維持と集中力の向上は、小説家として必要なスキルであり、そのために走っていると言っています。

村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』から一説を紹介します。
「一日に三時間か四時間、意識を集中して執筆できたとしても、一週間続けたら疲れ切ってしまいましたというのでは、長い作品は書けない。日々の集中を、半年も一年も二年も継続して維持できる力が、小説家には少なくとも長編小説を書くことを志す作家には求められる。」

本の中では、毎日机に向かい休まずに小説を書き続けることと、日々のジョギングで筋肉を強化しランナーとしての体型を作り上げていくことは、同じ種類の作業であると語られています。村上春樹さんは、仕事で長きに渡ってパフォーマンスを発揮するには、まず体力が必要だとことを知っていて、自分に必要な運動の種類と量をく理解し、長編小説を書き続けるための、強い身体を作り上げています。


私達にとって一番身近で、体一つあればすぐにでも始められるのがランニング。健康に良いこともお金がかからないことも分かっていながら、なかなか重い腰を上げられないでいる人も、めてはみたけれど習慣化できないとう人も多いのではないでしょうか?

次回は、ランニングを習慣化しているスタッフになぜ走るのか、どうして継続できるのかをヒアリングした内容をお送りしたいと思います。

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