Health Documentary:身体を変える、リアルストーリー
調査員の中村です。2025年、BLUE SIXで働く私がこれから1年間をかけ、健康な体を手に入れることが出来るのか、トライしていきます。
1月は血糖値の特集。今回は、血液と健康の関連性をさらに探るべく、専門家のもとで血液検査を受けてきました。検査をお願いしたのは、日本の機能性医学(Functional Medicine)の第一人者、斎藤糧三医師です。
病歴や体質、生活習慣などは人によって異なるため、医療のあり方もそれぞれに合わせるべきというのが、機能性医学の基本の考え方です。できるだけ薬に頼らず、発症原因に着目し、予防と根本治療を目指すものです。まずは問診。アプリで計測した2週間の血糖値の推移をお見せすると、斎藤先生は「良いね」と一言。
血糖値が正常値の範囲から大きく外れることなく、2週間を通じて低めに推移しているのが良い傾向とのこと。血糖値は高い方が問題になりやすいため、低めに推移しているのは良いと教えていただきました。
また、斎藤先生によると、血糖値はストレスとも関連するとのことです。例えば、大自然の中など心身がリラックスできる環境だと血糖値が低くなりやすく、逆にストレスのかかる環境だと高くなりやすいのだとか。食べたものはもちろん、環境の違いでも血糖値に変化が出るということです。
次に、血液検査の結果を詳しく見てみると、様々な問題点が浮き彫りになりました。
1)たんぱく質の欠乏
2)ビタミンB6の欠乏
3)亜鉛の欠乏
たんぱく質が不足しているのに加えて、たんぱく質を利用するためのビタミンB6も不足していることで、負の循環が生まれていることがわかりました。たんぱく質が不足すると肝臓の解毒機能に問題が生じやすく、また、亜鉛とたんぱく質が不足すると貧血が起こりやすくなるそうです。また、ビタミンB6が欠乏しているため、セロトニンが生成されにくい状態にあり、入眠障害やうつ病のリスクが高まっていると指摘されました。
今回、30を超える検査項目から明らかになった問題点。私は、過去に大きな病気をしたことがなく、血液検査でもそれほど大きな問題は出ないのではないかと予想していたのですが、基準値から大きく外れる数値だったことに驚きました。
お酒が苦手、貧血になりやすいなどの問題は自覚していましたが、そういう「体質」だと思い込んでいたのです。斎藤先生からは、すぐにできることとして以下を勧めていただきました。
・肉、魚、大豆などでたんぱく質を補う食事をすること(プロテインを飲むでもOK)
・ビタミンB6や亜鉛を補給すること(BLUE SIXのサプリメント「CORE ELEMENTS-RECOVERY-」 など)
今回、自分の体の課題を知り、体の中で起きている不調に気づけるようになることが、健康への第一歩だと感じました。血液に関するレポートは、次回、最終回に続きます。
