Vol.00

Clean Coffee -エクアドル-

スペシャルティコーヒーの産地である、エチオピアやコロンビア、パナマは日本でも人気がありますが、近年は南米エクアドルにスポットが当たっています。

エクアドルは赤道直下に位置しており、栽培に適した温暖な気候が特徴です。標高が高く温度変化が大きいため、コーヒー豆がじっくりと成熟し、特徴的な味わいを生み出すのです。

僕がカカオ豆を探しにエクアドルを訪れた際、友人宅で淹れてもらった淹れてもらったコーヒーがとても美味しく、そのコーヒー豆の話で盛り上がり、農園を紹介してもらい、現在買い付けの最終段階まできています。

エクアドル南部にある農園の「エル・アグアカテ」は、品質や美味しさだけでなく、廃棄物をすべて再利用し、土壌の肥料とするなど、持続可能な循環型の農業システムを作り上げています。エル・アグアカテは、クリーンコーヒーを生み出すサスティナブル農園でした。

2010年にゴンザロさんとスサーナさん夫婦で始めたコーヒー農園は、2018年に孫のパブロさんが加わり、2021年にはカップオブエクセレンスで第2位を獲得するほど、高い品質で知られるようになりました。

この農園の素敵な取り組みは、訪れる人をウェルカムし、試飲だけでなく、サスティナブルな栽培プロセスを学べるワークショップや、様々なイベントを開催する等、農園を開放しているオープンな姿勢でした。

次回は、エル・アグアカテ農園 Part Ⅱを味わいと共にご紹介します。

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