What's up BOSS
Exhibition at the Louvre Museum
ルーブル美術館での写真展は、2025年6月3日~6月5日の3日間で開催をすることが決定しまた‼︎現地で写真展の準備に入っています。
Parisで、ルーブルでの展示に慣れているという舞台美術家をみつけ、やり取りを進めてきました。プランが出来たというので来たのですが、「あれあれ? 思っているのとだいぶ違うぞ……」
ということで、現場で新たなプランを1から作り直しています。これがなかなかの作業で、時差ボケの頭を叩き起こしながら、夜中まで奮闘しています。ルーブルから新人写真家に用意されたのは3日間。この3日間であっと言わせるような写真展にすることが、今回のミッション。次の機会に繋がるかどうかは、評判になるかどうか、それだけです。
与えられた展示スペースは、3フロアになっていて、それぞれのフロアで何をどうやって見せるのか?全体テーマから、各フロアでのストーリーを構成し、作者の意思が伝わるように1枚1枚選んでいきます。場所、大きさ、順番を何度も何度も変更しながら、展示空間をイメージの中で作り上げていきます。
3日目、ルーブル美術館で日本人が動物の写真展をやるということで、フランス写真界を代表する2名から、インタビューを受けました。シルヴィ・ユーグさんは、数々の写真審査員やイベントを通じて写真界に大きく貢献し、2021年に美術アカデミー写真部門の特派員に選出されています。ジョエル・ハリウアさんは、環境問題に特化したフランス人ジャーナリスト兼写真家。
雑誌やドキュメンタリー制作を通じて自然や社会問題を発信し続けています。彼らは、
なぜ動物の写真を撮っているのか?どんな写真展をやりたいのか?
この先はどんな活動をしていくのか? と、本質的な質問をバンバンぶつけてきます。僕はなぜ写真を撮るのでしょう?改めて考えさせられます。
写真を撮ってもお金を稼げるわけでも、有名になれるわけでもありません。日本にいると、稼げもしないし、有名にもなれない事なんてやめておけ、と言われます。なんでそんな事をするのか? とも言われます。YouTubeには、「こうやったら稼げる」というコンテンツばかりです。
子供が写真家になると言い出したら、ほとんどの親はとめるでしょう。この時代、やりたい事を見つけるのは難しいことですが、やりたい事をやるのはもっと難しいです。
綺麗な自然を残したい。子供達にも、動物の本当の姿を見せたい。だから、見たことのない写真を撮り、多くの人に届ける。それが僕の使命です。
