Vol.00

Makers story〜新しい時代のモノ作り〜

Paris sweets特集 2025

2月のSweets特集の最後は、Parisのパティスリー2軒をご紹介。老舗の超有名店「MICHALAK」と、ピーエル・エルメ氏が推薦してくれた最新の「Brigat」です。


フランス人ならほとんどのが知っている「MICHALAK」。26歳の若さで、パリの5つ星ホテル「プラザアテネ」のシェフ・パティシエになり、その後は大人気TV料理番組に出演し、誰もが知る存在となったMichalakさん。ケーキの技術を競う世界大会で、フランス代表キャプテンを務め、世界一にきます。お店はグラスデザートが大ヒットし、クッキーとブラウニーが融合する「クーニー」が代表作となりました。


「ロック&ラグジュアリー」をコンセプトに、彼の技術を活かしたケーキ類は、フランス菓子の伝統を守り、甘さとどっしり感を保ちながらも、革新的なアプローチが多くの人達から人気を集めています。


一方で、飛ぶ鳥を落とす勢いなのが「Brigat」。イタリア出身の兄弟がオーナーで、確かにどの時間帯も人が絶えない人気店です

白で統一された店内入ると、横長のショーケースの中に15種類ほどのケーキと、数種類のパンが並び、出迎えてくれます。良いお店は入った瞬間に分かります。普段ケーキはあまり食べないのですが、Brigatのケーキは食べたくなりました。


Parisでは、一時ブームだった日本の食材はすっかり定着し、Brigatでも柚子や抹茶は当たり前、夏みかんや黒胡麻、わさび等を使った商品が並んでいます。兄のThomasと弟のLucioは、9歳違いの兄弟です。「喧嘩しないの?」と聞いてみると、「色々あるよ、それはね」ってイタリア人特有の可愛らしい笑顔で答えてくれました。


コンペティションやイベントに出ることはなく、ひたむきにケーキとパンを作り続けます。その理由は「毎日お客様がたくさん来てくれて、コンペみたいなものだから、そんな余裕がないんだよ」とのこと。技術とセンスを組み合わせ、見せ方もモダンなお店を展開するBrigat、カッコいです。

2つの対照的なパティスリーを訪ね、やり方はそれぞれ、成功店の数だけ方法はあるのだと、改めて感じました。

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