"Health Documentary"とは
健康に関する様々な情報が、毎日TVやNetから溢れ出ています。毎年流行るダイエット法から、膝の痛みが消えるサポーター、癌に効果があるサプリメントまで……。いったい何を信用し、何を参考にすればよいのか? 本物と偽物の見分けがつかない状況になっています。
私達が将来も健康に暮らしていくためには、何から正しい情報を得て、何を実践していけばよいのでしょうか?
このコラム "Health Documentary" では、機能性医学をベースに、自分の体を知り、それぞれに合った体作りの方法を探っていきます。医師や専門家と一緒になり、アスリートや私達が実際に試しながら、その課程をお伝えしていきます。今回は、来週よりお伝えする、"動物と一緒にいることは健康に良いのか?" について、少しだけ。
15年以上前から、ワンコを連れて小学校や介護施設を訪れ、アニマルセラピー活動を行ってきました。
その現場で見てきたのは、老人の動かなかった手が、ワンコを触りたい一心で動くようになったり、車椅子に乗っていた方が、ワンコと散歩をしたいと立ち上がる場面でした。西洋医学でも東洋医学でもなく、かといって怪しい占いでもない、動物介在療法が現実にあるのを目の当たりにしてきました。
これは老人や発達障害のある子供達だけでなく、実は私達、動物をコントロールするハンドラー側も、良い影響を受けているのを感じます。喜んでくれる姿を見るからなのか、自分がトレーニングしているワンコが役に立っているのが嬉しいからなのか、セラピー活動の後は、なんだかやる気が湧いてきて、また頑張ろうって思えるのです(この続きは来週以降で!)。
皆様と一緒に "未来の健康" を調査し、見つけていきたいと思っています。