COFFEE TRIP to インドネシア-Vol2-
インドネシアの中でもスマトラ島は、イスラムの戒律が厳しい場所です。1ヶ月間のラマダン中は、日の出ている時間、お店は閉店していますし、人々も何も食べずに過ごしています。
しかし、日が落ちるとワイワイガヤガヤと、街はお祭りが始まったかのような感じになりますし、ホテルのレストランは夜中の3時30分に満席です。コーヒーテックの「JAGO」(先週のJAGO話はこちらから)
CEOの Yoshua Tanuは、若干38歳。アメリカに留学し、帰国後に、留学時代の仲間と従兄弟の4人でCommon Grounds Coffeeを立ち上げ、コーヒービジネスに参入しました。
2019年には投資家から資金を集め「JAGO」を開業、しかしすぐに世界はCovid-19に。
実質2年で、ジャカルタの街中はJAGOの配達自転車だらけです。
配達をさせてもらえると言うので、やってみました! コーヒーや氷を積んだ自転車は、ハンドルが重くバランスを取るのが難しいですが、EV車なので走行はスイスイでした。
アプリを使ってオーダー体験もしてみると、夜の公園にちゃんと届けてくれました。
2021年、22年に Cup of Excellence Indonesiaで1位を取った、Avatara Gayo Farm(アヴァタラガヨファーム)は、僕が今まで見たたくさんの農園の中で、クオリティがトップクラスなのは間違いナシ。
全ては丁寧な仕事ぶりに現れていて、収穫されたコーヒーチェリーをナチュラル製法で、25日〜30日かけて発酵と乾燥を行っていました。
ウォッシュド、セミウォッシュド、ハニー、ナチュラル、ワインと精製方法を使い分け、スペシャリティコーヒーの世界を広げています。
採れたばかりの瑞々しいコーヒーチェリーを見ていると、コーヒーが果物から出来ているのを感じられ、すごく飲みたくなります。
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